きそく

きそく
I
きそく【亀足】
〔紙の端をひねった形が亀の足に似るのでいう〕
(1)指を汚さないように, 鳥肉の脚や串焼きの魚肉の串のもとを紙で巻き, その余りをひねっておくもの。
(2)蓋(フタ)のない箱の類に紙をかぶせて, その紙がとれないように四隅の端をひねっておくもの。
(3)折敷(オシキ)や折櫃(オリビツ)の敷き紙の四隅を上に折り返しておくもの。
II
きそく【気息】
いき。 呼吸。 いきづかい。
III
きそく【窺測】
うかがいはかること。 推測。

「今日にして明日の変化を~し能はざるは/此一戦(広徳)」

IV
きそく【羈束】
(1)しばりつなぐこと。
(2)強制的に束縛し, 自由にさせないこと。 羈絆(キハン)。 拘束。

「他人に強逼~せらるべきの理なし/西国立志編(正直)」

V
きそく【規則】
(1)行為や手続きなどを行う際の標準となるように定められた事柄。 きまり。

「~どおりにやる」「~を守る」

(2)法則。 秩序。

「~正しい」

(3)国会以外の諸機関によって制定される法の一種。 法律・命令などとならぶ実定法の形式の一つ。 衆議院規則・参議院規則・最高裁判所規則・会計検査院規則・人事院規則などのほか, 地方公共団体の長の定める規則などがある。 規則は法律に違反することができない。
条例
VI
きそく【貴息】
相手を敬って, その息子をいう語。
VII
きそく【驥足】
〔駿馬の足の意〕
才能のすぐれた人物。
~を展(ノ)ば・す
〔蜀書(龐統伝)〕
すぐれた人物がその才能を十分に発揮する。

「文芸美術の方で~・さうとしたり為て/一隅より(晶子)」


Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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